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大学進学

カナダの高等教育機関は、世界的にみてレベルが高いことで有名です。

 

バンクーバーには世界の大学ランキングTOP40に入るUBCをはじめ、カナダには約90もの大学があります。

 

私大の多い日本とは違い、大学の多くが州立・準州立大学のような公立大学のため州により教育水準が保たれています。

また、学費の面でみても隣のアメリカと比べて安いため世界中の留学生がカナダの大学への進学を目指して渡航されます。

こんな人にお勧め

○世界で通用する学歴・グローバルな人材になりたい

○高度な専門分野を学びたい

○レベルの高い学生に囲まれて、一生懸命勉強したい

○専門知識を学びたい

○海外の大学を卒業した学歴が欲しい

○卒業後にカナダで就職したい

○将来的にカナダに移民したい

学位の種類

 学位は大学・短大などのプログラムを修了した人に与えられる称号です。カナダでは、プログラムの期間により与えられる学位が違います。

 

*Certificate(サーティフィケート):1年間のプログラムの修了書

*Diploma(ディプロマ):2年間のプログラムの修了書

*Bachelor's Degree(バチェラーズディグリー):学士号(4年間の大学のプログラムの修了)

* Master's Degree(マスターズディグリー):修士号

*PhD(ピーエイチディー):博士号

大学の進学条件

 

進学される大学やプログラムにより、入学条件は異なりますが、下記の書類は最低限必要とされる書類となり、お申し込み時に学校に提出する必要がありますので、早目にご用意をされる事をお勧めします。

 

*高校の成績証明書(英文)

*高校の卒業証明書(英文)

*英語のスコア(IELTS 6.5~7.0 TOEFL iBT 80程度)

*エッセイ

*リファレンスレター(推薦状)

 

海外の大学に進学することは、とても難しいことのように思われますが、実は難しくはなく日本の大学受験のように入試のテストはありません。

 

実際には、すでに日本で高校をある程度の水準の成績で卒業していて、プラスで英語の基準さえ満たせば入学の申し込みは可能です。

英語の基準は大学ごとに多少の差はございますが、公立の大学ですとILETS6.5以上・TOEFL ibt 85以上に設定されていることが平均的です。

 

英語のレベルが今の時点で満たしていない場合でも、大学付属の語学学校や提携校で事前に英語を勉強することで、IELTSやTOEFLなどのテストのスコアを所持していなくてもエスカレーターで入学する事ができます。

 

カナダの大学では、大学の入学時ではなく入学してから本当の困難が待っています。

 

入学条件の英語基準を満たせば入学が可能となりますが、現地のカナダ人の学生と同等の読む・書く・話す・聞くスキルを求められます。

同時に授業に参加する=発言する=自分の意見を伝えるという日本人にとってはかなり難しいことを求められますので、大学進学を希望されている学生には、焦らずしっかりと英語力をつけ、大学進学のための準備をしていくことをお勧めしております。

(必須科目の場合は、単位を落とすともう一度再受講をする必要があります。)

 

 もし、少しでも海外の大学進学に興味があるようでしたらご相談ください。

 

英語力が足りない場合

 

①大学付属のESLに入学

→高校の成績は十分だけれども英語力が入学基準に達していない場合、大学付属のESLからスタートすることが出来ます。ほとんどの大学で付属ESLが併設されており、英語力が入学基準に達したら本科プログラムへ直接編入することが出来ます。多くの学校で初級の学生も受け入れていますが、中には中級以上の英語力がないと入学できない学校もあります。

 

②提携する語学学校の進学準備プログラムに入学

→英語力が大学の入学基準に達していない場合や、進学先の短大・大学がまだ確定されていない場合は語学学校のカレッジ・大学進学準備コース/大学編入プログラムに入学することが出来ます。

進学への成功率が高く、大変人気のある進学方法です。

語学学校は初級から上級まですべてのレベルに対応しており誰でも入学する事が出来ます。

 

③短大から編入

→カナダの大学、特に名門大学へ進学するためには高校で高い成績を取得している必要があります。高校で十分な成績を取れていなかった場合は短大の大学編入プログラムを利用する事が出来ます。

短大で各大学が定める成績をとることで、編入制度を利用して2年次・3年次より希望大学に進学する事が出来ます。短大も公立校が多く大学に比べて学費が安く、クラスサイズが小さいため単位が取りやすい傾向にある点などから短大の編入制度の利用は現地学生にも大変人気があります。

 

 

語学学校から大学進学をするメリット

アカデミック英語

→日本の大学と違ってカナダの大学には”入試”というものがありません。

高校の卒業時の成績と、大学が定める公式の英語テストのスコアを所持していれば入学が出来るので入学自体のハードルが特別高いわけではありません。

しかし、現地の大学生と一緒に授業を受けて単位をとることは非常に難しく、大量の教科書を読む力、レポートを書く力などの高いアカデミック英語のスキルが必要になります。

入学がゴールではないので、入学した後を見越して授業についていける十分あ英語力をつけるには進学準備コースでアカデミック英語をしっかり習得することをお勧めしています。


進学カウンセラー

→語学学校で大学進学コースがある場合は、専任の進学アドバイザーがいます。

進学アドバイザーはカナダ全土の大学を熟知しているため、学生様の将来の目標、英語の上達度、各大学の出願要項、入学時期のタイミングなどを総合的に考慮しながら、最終的にどこの大学に進学するかを決定するサポートと出願書類提出のお手伝いをしてくれます。

大学付属の語学クラスと違い、進学準備のための勉強をしながら進学先をカナダ全土から選べるというのは大きなメリットです。

 


英語力証明証の提出不用

→語学学校の進学準備コースと提携された短大や大学へ進学する場合、一定のレベルに達すると自動的に短大、大学に編入する事が出来ます。

※短大、大学の中には必ず英語力の証明書提出が求められる場合もあります。

 


費用の節約

→語学学校の学費は大学付属のESLよりも安い事が多く、また時期によってはキャンペーン割引などを行っている場合がありさらに留学費用を節約する事が出来ます。


サポート体制

→一般的に語学学校のほうが留学生へのサポートやケア体制が整っています。特にカナダの生活に慣れない最初の頃は、英語での生活だけでなく、文化や生活習慣の違いによる戸惑いや困惑がつきものです。

多くのカナダの語学学校には日本人カウンセラーが常勤しており、何か困った事があった際に日本語で相談が出来るというのも安心が出来る点です。

 


大学在学中のアルバイト

 

カナダの大学に進学する場合、学校に通学している間は週に20時間までのアルバイトをする事が可能です。

学校が長期休み(夏休み・冬休みなど)の期間は週に40時間(フルタイム)で就労することが出来ます。

学業とアルバイトとの両立は大変ですが、仕事をすることでより実践的な英語を学ぶ事が出来ますし、学校以外でのコミュニティーに属することで新たな価値観に触れる機会をもつ事ができます。

 

さらに、週に20時間までというのは決して多くはありませんが、奨学金が取得できなかったり、大学に掛かる金銭的負担が多い方にとっては現地で就労しながら通学できることで費用的負担も軽減する事ができます。

 

 

 

卒業後の進路

 

カナダの大学を卒業すると、進路はどうなるのでしょうか?

 

 

カナダの公立の短大・大学のコース・プログラムを修了した場合PGWP(ポスト・グラジュエーション・ワーク・パーミット)を申請できます。

この、PGWPと呼ばれるワークビザは公立の短大・大学卒業者が申請することができる就労ビザで、修了したプログラム期間により就労期間に違いがあります。

 

*8ヶ月未満のプログラム:PGWP申請不可

*8ヶ月以上2年未満のプログラム:プログラム期間と同じ期間の就労ビザを申請できます

*2年以上のプログラム:3年間の就労ビザを申請できます

 

 

このPGWPは就労ビザの中でもオープンワークパーミットといって自由度の高いビザになります。

クローズドワークパーミットはビザ上に指定されている会社でしか働けないという制限がありますが、オープンワークパーミットの場合はどのような雇用主・場所・職種であっても制限なく仕事をする事が出来ます。

(もちろん、特別な資格が必要な仕事は出来ません)

 

他国の場合は、専攻と就職先が必ず強い関連がないと就労ビザが申請出来ないという厳しい規定がありますが、カナダの場合は公立の学校を卒業しただけで最大3年もの就労ビザを申請する事が可能となります。

この様な制度は大変珍しく海外での就労経験を求める人にも、将来的に移民を希望している人にも嬉しい制度です。

 

日加センターの進学サポート

 

日加センターでは、2年間の公立の短大の入学手続き、サポートはしておりますが、4年生の公立の大学、公立の大学院への入学手続き、サポートは行っておりません。

 

4年制大学への進学をご希望の場合は、基本的にはしっかりとアカデミック英語のスキルを得た上で進学することをお勧めしております。

その為、4年制大学への進学をご希望の場合は現在の語学力を確認させて頂いた上で付属の語学学校・提携学校・公立の短大からの編入をお勧めさせて頂いております。

また、これらの学校へのお手続きは無料サポートとして提供させて頂いております。